疲弊するだけの日。

  • 朝から洟が止まらん、咳は出る、頭がぼーっとするなど絶不調。風邪も愈々ピークか?
  • 昼からネット工事の作業員がふたり来る。そのひとりと、言葉のやりとりがどうも巧くいかない。二時間ほどで工事は終るが、他人がうちのなかにいるというのは、こちらが喜んで招いている場合は全く別だが、風邪で身体が参っていると云うのもあり、いつもよりずっと疲弊する。
  • NHK教育の『schola 音楽の学校』を眺める。坂本龍一よりMR君のほうが教授力は断然上なのだった。
  • 疲れているときと云うのはますます疲れることばかりが重なるもので、真夜中に書き物をどう進めるか呻吟していると、某画伯から連絡があり、アヤをつけられる。どうやら、私は時折同じようなパターンで見くびられることがあるのだが、それが私の好きなジャンルだとか得意な分野だとかには全く関係なく、或る文が精魂込めて作られているかどうかぐらい、それが日本語で書かれているなら、それなりにはっきりとみえるつもりである。少なくとも、そのあたりをきちんと判ろうとして、読んでいるのである。何かしらの鬱屈を抱えているらしい某画伯のそれは、なるほどこちらを激怒させるようなアヤではなかったが、こちらだって真剣にやっているんだと云うのが何だやっぱりおまえにも判らないのか!?と云うふうに考えると、充分それなりに不愉快で、洟はまるで止まらん、咳はひどく出る、痰は絡むで、けっきょく、書き物は、まるでぽちりとも進まず、そうなると、蒲団に潜り込んで、眠るしかない。