暖かい雨。

  • からしとしとと雨が降っている。
  • 皿洗いなどをして、昼。腸の風邪で会社を休んだらしいU君と電話で少し話をする。
  • 夜、柚子が帰宅する。少し風邪ぎみの由。お茶を淹れて、きのうのケーキの残りを食べる。
  • 雨が止んでいる間に、自転車でアルバイトへ。職場の近くに定食屋があり、その角を自転車で曲がるとき、いつも鰹だしのちょっと甘い匂いがして、ほんの一瞬、たまらなく饂飩を食べたくなる。
  • 着くと、お客さんも風邪らしく、大きなマスクをして、机に突っ伏していて、辛そう。わざわざよく来たねぇ、と思う。私も風邪を引かないように気をつけなくては。
  • 霧のようにまた降り始めた雨のなかを、傘をさして自転車を漕いで帰宅する。柚子は蒲団のなかで休んでいる。独り、台所で鍋のなかのおでんを温めていると、後ろで「しま」が催促するので、鰹節の粉をかりかりに振りかけてやり、ふたりで各々の晩御飯を食べる。大根がすっかり柔らかくなっていて、旨い。
  • 先日、柚子の作ってくれた胡桃酪を温めて、白玉を入れて、食べる。美味だった。
  • 弟から借りてきた、衿沢世衣子の『SatoShio』を読む。このひとの描く漫画は大変好き。こういう小さな会社で八年くらい働いていたので、何だか微苦笑しながら読む。モニャー教育出版の青竹さんが、ちょっと、我らがほそまさんに似ている。