ずっと雨。

  • 午後からアルバイト。終わってからU君と少し電話で話す。梅田まで出て古本屋を覗き、神戸まで出る。駅前で落ち合い、バスに乗ってお邸へ。夕食をご相伴させてもらい、その後、脚本の打ち合わせ。頑として芝居のなかへ入ってこなかった登場人物のひとりが、いきなりするりと収まって、安堵。その後、H監督は麦酒を、私はお茶を呑みながら、現今の「気を遣いすぎる」創り手と、それを当たり前であるとして享受される諸々の文化の情況の気持ち悪さのことなどを大笑いしながら駄弁って、帰路。パンフの原稿はやく書いてよ、と釘をさされる。雨は坂道をぽつぽつと降り続く。歩きながら柚子と電話で少し話をする。
  • M女史から電話があり、柚子をまじえて駄弁る。
  • 夜中に、きょう届いたリュック・フェラーリの《Jetzt》を聴いている。音と言葉が編集されることでどんどん歪んでゆくのだが、しかしそれはとても穏やかで、爽やかで、痛快なのである。
  • アラザル』七号のための原稿をぽちぽちと書いている。