• ずんずん出かけるつもりで起きたが、朝から部屋で音楽を聴いたり、洗濯物を干したり、「しま」の吐いた毛玉を雑巾で拭いたり、風呂に入って本を読んだりしているうちにもう夕方で、出かけていた柚子も帰ってきて、ふたりで蕎麦を一緒に食べて、ちょっと転寝して起きると、すっかり夜になっていて近所へ買物に出かけるつもりさえなくなり、夕食は、柚子がいつものお店で久しぶりに買ってきてくれた旨い鰻を丼で堪能し、デザートには甘い桃を食べる。一日が終わる。