中島美嘉とジョニー・デップ

  • 映画の日なので、先に独りで三宮へ出て大谷健太郎監督の『NANA*1を観る。ハチを演じる宮崎あおいの芝居の確かさに、ナナの中島美嘉は芝居こそ荒いが「華」で応じる。このふたりのキャスティングを決めた段階で、この映画の成功は決まっていたと云える。話の筋としては、タクミとハチが邂逅する処まで。充分に丁寧に作られている映画だった。
  • 映画館を出て、ジュンク堂よしながふみの『大奥』を買う。
  • 夕方、柚子と落ち合って、ティム・バートンの『チャーリーとチョコレート工場*2を観る。満席。昼のうちに座席を押さえておいて良かった。
  • 極彩色の映像と音楽で、子どもをいびり倒す映画。それぞれのシーンが、非常に良くできている。宝塚ファミリーランドの大人形館が見る悪夢はこんなふうだったろう。そしてチョコレート工場は同時に、家族再生工場だったと云うわけだ。文句なしに愉しめる映画だった。柚子も満足だった御様子で何より。

*1:映画『NANA』公式サイト http://www.nana-movie.com/

*2:日本版公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/movies/chocolatefactory/