- 昼過ぎから出掛けて、三宮の「すかいらーく」でU君と話す。忘年会に赴くU君と別れ、風邪で臥せっている柚子に頼まれたアロマオイルと、お節用の鴨ロースの買物を済ませ、タワーレコードに寄ってから、姑の病院に。
- 部屋は、姑と、ずっと寝たきりで時折唸り声を発するNさんだけで、姑の話し相手のHさんは年末年始は帰宅中、もうひとつのベッドは空いているので、ずいぶんがらんとしている。昨日、姑が無理をおしてでも帰ってきたがったのは、この隙間の大きすぎる空間への耐え難さもあるのだろう。一時間ほどいて、帰宅する。
- とても寒い日だった。
- このところ、矢代秋雄の「ピアノ協奏曲」と「交響曲」が何とも不思議で面白くて、先日買ったCDを繰り返し聴いている。
- ミクシィのほうで掲示したものと同じだが、2007年の映画十本。観ている数が今年は圧倒的に少ないのであるが、まぁ致し方ない。
1. 『デス・プルーフ』(クエンティン・タランティーノ監督)
2. 『インランド・エンパイア』(デイヴィッド・リンチ監督)
3. 『不完全なふたり』(諏訪敦彦監督)
4. 『叫』(黒沢清監督)
5. 『レミーのおいしいレストラン』(ブラッド・バード監督)
6. 『エレクション』(ジョニー・トー監督)
7. 『デジャヴ』(トニー・スコット監督)
8. 『ゾディアック』(デイヴィッド・フィンチャー監督)
9. 『ドリームガールズ』(ビル・コンドン監督)
10. 『善き人のためのソナタ』(フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)
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特別枠. 『ブレードランナー ファイナル・カット』(リドリー・スコット監督)
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- 2007年に日本で公開されていて、スクリーンで観た映画から選んだ。庵野秀明『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』も大変シャープだったが、ひとつの作品としては完結、いや少なくとも「破」を観るまで、評価は保留。ポール・ヴァーホーヴェン『ブラックブック』、キース・フルトン&ルイス・ペペ『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』、万田邦敏『ありがとう』、フレディ・M・モーラー『僕のピアノコンチェルト』などが良かった。井土紀州『ラザロ』の勢いも記憶に残る。オムニバス映画『真・女立喰師列伝』では、遅ればせながら湯浅弘章なる監督を発見したことを特記しておきたい。なお、1.に挙げた『デス・プルーフ』はクエンティン・タランティーノ&ロバート・ロドリゲス『グラインドハウス』と変更する場合もある。ちなみに、ワーストは新海誠『秒速5センチメートル』(ただしDVD鑑賞)。このひとのフィルムには、付き合いきれない。