- ノーノの『プロメテオ』を聴く。モーツァルトの『レクイエム』を美しいと感じることができるなら、この曲も、やはり美しい。
- カレンダーを繰るみたいに少しずつ読んでいた四方田犬彦の『映画はもうすぐ百歳になる』を終わりまで読み終えてしまう。小さくて、しかしみっちりと詰まっているので、ぱぱっと読み飛ばせない本。批評のアイディアの宝庫。
- 義姉が来る。柚子と一緒に、姑の遺品の整理をしてくれる。
- 夕方、MR君から連絡があり大阪に。MT君たちもいる。小さな猫を二匹見る。吃驚するほど可愛い!
- ちょっと鄙びたふうな雰囲気の居酒屋で、飯を食いながら駄弁る。漱石の会話と云うのは、何であんなにいいんだろう、とか。古谷実の『ヒミズ』と『シガテラ』をお借りする。