2008-12-30 仕事納め。 日録 この頃、一柳慧の2001年作のピアノ五重奏曲「架橋」と云うのが、とても気に入って、繰り返し聴いている。 朝から晩までずっとアルバイト。今年はきょうでおしまい。彼ら彼女らの来春が喜びに充ちたものでありますように。 柚子が買ってきた赤福餅を食べながら、食卓でお茶を呑む。 福田和也が編んだ、ちくま学芸文庫から出ている江藤淳の選集はとてもよくて、ちょっと江藤の文章が読みたくなるときに便利なのだけれど、第2巻の「エセー」に収められている「夜の紅茶」や「犬さまざま」や「渚ホテルの朝食」をふと読み返し、思わず涙が溢れる。