『サマーウォーズ』を再びみる。

  • かいじゅうたちのいるところ』の予告編が流れ、それを見るうち、涙がボロボロと零れて止らなくなる。スパイク・ジョーンズはいつの間にこんな絵を撮れるようになっていたんだ!? 兎に角、とても素晴らしい。はやくみたい!
  • おばあさんの部屋の壁にかけてあるカレンダの絵が、伊丹十三大江健三郎の同名小説を映画化した『静かな生活』のポスターの図柄の引用だったのが可笑しかった。侘助(『お葬式』は最初『侘助たちの秋』と云うタイトルだった)とか万作(父の名であり子の名であり……)とか、たぶんさんざん云われていることだろうが、この映画には映画作家としての伊丹十三の影があちこちに落ちている。