• 職場を出て携帯をみると、柚子からメールが入っており、きょうの晩御飯は鰻だとのこと。歓び勇んで帰宅する。丼飯の上に載せられた鰻は、てらてらとしていて、内側からとてもむっちりとふくふくしており、口に入れてゆっくり噛みしめると、ゆるゆると溶けてゆく。夏の鰻もおいしいが、あんなものではない。柚子によると、やはり鰻も冬が脂がのって、いちばん旨いそうである。そりゃそうか、「土用の丑の日」は、コピーライター平賀源内の販促だったのを忘れていた。とてもうまいものを食べて、そのままうたた寝してしまう。23時過ぎにようやく目が醒めて、慌ててskypeに入って打ち合わせを明け方まで。