• それでも十時ぐらいには起きる。須田亜香里が出る年末のTVの録画予約をして、風呂に入る。金村修とタカザワケンジの『挑発する写真史』を、今度はきちんと頭から読んでいる。
  • 値段がずいぶん安くなっていたので古本屋に注文しておいた「マティスとボナール」展の図録(ふたりが交わした書簡が半分ほど抄訳されて入っている)と、ヤンポリスキーの『デーモンと迷宮』が届く。『デーモンと迷宮』をぱらぱらと眺めるが、思っていたよりずっと変な本で、嬉しくなる。散髪に行くつもりだったが、電話をするとどうやらきょうは客が多いようで、ニイチャン、不機嫌そうな声。明日も開けていて、例年、大晦日は客が少ないとのことなので、じゃあ明日にしますと伝える。柚子は歳末の買出しに走り回っている。アーノンクールの振るハイドン交響曲84番を、妙に耳が惹かれて聴いている。