• シネマ神戸でD・A・ペネベイカー&リチャード・リーコックの『1PM』と『ニューヨークの中国女』を見る。『カルメンという名の女』の伯父さんのようにテープレコーダーを撫でまわすゴダール、ディンプルもばっちり(しかし大剣が短すぎるがそれもいい)なネクタイにスーツ姿で、でかいヘッドホンをしながらマイクに向かってコメントを発しながら、ウォール街をすたすたと速足で移動撮影するゴダールのかっこよさ(怪しんで寄ってきた広報の人に「どうも、わたくしゴダールと申します」と笑顔で握手したりする)、またはティーチインでの真面目さ。