• ずっと天気が悪かったので溜まってしまった洗濯物を片づける。ところが粉石鹸が一回分しかない。とりあえず風呂に入りながら洗濯機を回す。風呂から出て、洗濯物を干して、自転車に乗って洗剤を駅前まで買いに行く。粉石鹸を二箱と、並べて置いてあった襟袖汚れ用の緑のウタマロ石鹸を買う。さっそく石鹸を使ってから、そのあとで洗濯機を回す。
  • 昼過ぎから、晴れているので写真を撮りながら出かける。古本屋と中古レコード屋を覗きながら、写真を撮る。陽が落ちてから、昨日オーバーホールが終ったと連絡があったので、元町まで腕時計を引き取りに行く。1960年7月に作られたことが裏蓋の刻印で判る。つまり、『青春残酷物語』と『太陽の墓場』の間だ。手巻なので、巻き方を店主に教わる。この小さくて薄いケースの中に入っている発条は30cm以上の長さがあるという。おっかなびっくり、竜頭を巻いて、少し戻し、巻いて、を繰り返す。やがて、かちっと抵抗がある。これで巻き切ったわけだ。さっそく腕につけて帰る。
  • 夕食のあと柚子が林檎を剥いてくれる。甘くておいしい。洗濯物を取り込む。ぱりっと乾いていて気持ちがいい。