2005-01-01から1年間の記事一覧
事務所で終電ぎりぎりまで仕事をしていると、携帯が鳴る。 それは蓮華嬢からの電話で、花總まりが退団すると発表があったとのこと。うむむむむむむむ。 そう云えば、ジョン・ファウルズが死んだそうだ。合掌。
アルトゥール・シュニッツラー『夢小説・闇への逃走』(訳・池内紀、武村 知子。岩波文庫)
昼過ぎから柚子と元町の大丸に。結婚式の内祝いを買い求めに行く。元町の味香園で軽く食事を取り、ムジカでお茶を飲んで帰宅する。 カラヤンの振った『影のない女』を聴く。とろとろに蕩ける、そして同時に、殺気を感じるほどの美演。第2幕で大幅なカットを…
『D・W・グリフィス:サイレント映画傑作選』 『國民の創生』、『イントレランス』、『世界の心』、『散り行く花』、『東への道』、『嵐の孤児』、グリフィスの生涯の記録映画『アメリカン・ジーニアス』を収録。 エーリッヒ・フォン・シュトロハイム監督『…
リヒャルト・シュトラウス『影のない女』(指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン。ウィーン国立歌劇場1964年ライヴ。DG)
ボリス・サヴィンコフ『テロリスト群像』(訳・川崎浹。現代思潮社)
午後過ぎ、茶屋町の東急ホテルへ、柚子が先日忘れてきたピアスを取りに出掛ける。 難波に。古本屋を回り、中古レコード屋へ。 するとLDの在庫処分セールをやっていて、どれも百円から三百円の値段。遠慮しいしい買いまくる。 紙袋ふたつがパンパンになり、指…
『ラヴェル「ピアノ協奏曲」、シューマン「ピアノ協奏曲」、ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第五番」、グリーク「ピアノ協奏曲」』指揮:セルジュ・チェリビダッケ、ピアノ:アルトゥーロ・B・ミケランジェリ。ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団ほか(MEMO…
正午、東急ホテルを出て、再び結婚式場に。写真帖を作るために、昨日の式の際の写真を選ぶ。写真係のオニーチャンが、頭の悪いDJみたいな喋りで五月蝿い。 フィッシュネスバーガーで軽く食事を取る。その後、梅田まで出て、梅田ピカデリーで『ティム・バート…
杉浦守+押井守『犬狼伝説:紅い足痕』(角川書店) 先日、F大兄が電話を掛けてきて「まだ冒頭の第一話を読んだだけなんだけど、チミに電話しなければと思ったのでネ」と云われたので、迷わず購入。
Y君が、蓮華嬢から明日の結婚式のことを聴いたそうで、久しぶりに電話で話す。 そーゆうめでたい場所に出ると蕁麻疹が出ると云う彼を拝み倒して、明日の式に参列する約束を取り付ける。
新人がやってくる。前職は老人ホームで看護士をしていたとか。長く続いてくれれば良いと思うが、さて。 予想通り私は新人研修の役を割り振られてしまい、新人に密着して電話入れや外回りの手ほどきをする羽目に。営業の合間に本屋に寄ることもできなくなる。
フーゴ・フォン・ホーフマンスタール『ホーフマンスタール選集1:詩、韻文劇』(河出書房新社)
梅田に出掛ける。ぶらぶらと歩くが収穫なし。
終日、家で過ごす。 弟から借りた、きくちアサ『おおきく振りかぶって』を読む。野球のルールは最低限のことも知らない私だが、充分に面白く読めた。モモカン*1に激しく萌える。 *1:百枝まりあ監督 http://images-jp.amazon.com/images/P/4063143848.01.LZZZ…
種村季弘『ぺてん師列伝あるいは制服の研究』(河出文庫) ドナルド・キーン『音楽の出会いとよろこび』(訳・中矢正義。中公文庫) 澁澤龍彦『異端の肖像』(河出文庫) よしながふみ『愛がなくても喰ってゆけます。』(太田出版) フーゴ・フォン・ホーフ…
ヴィリー・シュー編『リヒャルト・シュトラウス/ホーフマンスタール往復書簡全集』(訳・中島悠爾。音楽之友社)
本日は以前から有給を取っていたのだが、仕事が気になって仕方がないので、午前中だけ事務所に出る。 事務所を飛び出て、駅のミスドで待っていた柚子と落ち合い、バスに乗って某市の市役所に。遂に婚姻届を提出する。 ドラマなどで市役所の職員さんが満面の…
きょうは締切日なので、終日、ああ古本屋に行きたいと云う欲情を抑えながら、事務所でこりこりと仕事に励む。 終電車で帰宅。風呂に入り、ギーレンが振ったマーラーの『第10番』を聴く。非常に好みの演奏。第一楽章に於ける美しさ、終楽章の冒頭のティンパニ…
岡田暁生『西洋音楽史:「クラシック」の黄昏』(中公新書) 駅の中の本屋に閉店ギリギリで駆け込んで買い求める。しかし中公新書の装丁はいつ見ても恰好いいねぇ。
ルノアールが描いたワーグナーの『タンホイザー』の絵と云うのを初めて見た*1。ふわふわのぷにぷになヴェーヌスベルク。キッチュだ。これはスゴイ。 和央ようか王子が退団*2。花總女王の去就が気になる。最良の伴侶と舞台を去るのか、はたまた、舞台への執念…
『小澤マリア:新人×ギリギリモザイク ナンバーワンスタイル』(エスワン) まだ、私はこんなものを買ってしまうのですヨ(苦笑)。小澤マリア*1はハーフだとかで、洋ピン女優っぽいと云うか寧ろ、昭和のATG映画な雰囲気がたまらんわけで、思わず購入。洋ピ…
ヨーゼフ・ロートの『ラデツキー行進曲』を読み終わる。老いと死の文学。素晴らしい小説。読み終えるのが心底から勿体ないと思えた。 コンラッドの『密偵』を読み始める。冒頭から、じとっと湿った重い空気が素晴らしい。
グスタフ・マーラー(クック版)『交響曲第10番』(指揮:ミヒャエル・ギーレン。南西ドイツ放送交響楽団) 菊地成孔『Wait Until Dark:『大停電の夜に』OST』
義姉夫婦がくる。結婚祝を頂戴する。大感謝。腕を振るってパスタを茹でる。 午後から独りで梅田に出掛ける。ミーハーなので、NU茶屋町*1にできた新しいタワーレコードを覗きに行き、この店で先行発売の菊地成孔の初サントラと、ギーレンの振ったマーラーの新…
柚子の部屋でだらだらと過ごしていると、山下達郎とラベルが貼られたカセットテープが出てくる。 ところが、テープの中身は、1984年4月2日のFM大阪の音楽番組だった。*1 ゲラゲラ笑いながらそのテープを聴いているうちに、だが脳内では徐々に時間が遡行し始…
菊地成孔『CDは株券ではない』(ぴあ) モーリス・ベジャール『他者の人生の中での一瞬……モーリス・ベジャール自伝』(訳・前田充。劇書房)
辻邦生『夜ひらく』(集英社文庫)
二ノ宮知子『平成よっぱらい研究所 完全版』(双葉文庫) 倉多江美『倉多江美の本さくらサクラ』(小学館)
今日やっと結婚式の案内状ができあがり(会社で作って貰ったのだ・苦笑)摂津本山のスターバックスで宛名書きに勤しむ。その近所の古本屋で買った二ノ宮知子の『平成よっぱらい研究所』を読む。スゴイ。 久しぶりに中学のときからの友達のMさんと電話で話す…