2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画は未だ死せず

試写で『ココシリ』*1を観る。嗚呼、これぞ映画。 それは実話を元にしているとかCGを使っていないとかそういうことではなくて、映像と音の持つ力が信じられていて、それを最大限に生かすシンプルで力強い編集が為されていて、さらに嬉しいことに画面に映し出…

『ウルトラ・ヴァイオレット』は残念な映画。

試写で『ウルトラ・ヴァイオレット』*1を観る。 戦うヒロイン、ミラ・ジョヴォヴィッチを眺めるための映画、いわゆる「ミラジョヴォ映画」である。オープニング・タイトルが面白かったので大いに期待したが、残念ながらそのジャンルの中の金字塔、ポール・W…

不真面目も決して気楽ではない

勤めをサボるのにも体力と気力は必要で、そのどちらも底を突いていた一日。

きょう買った古書

ジョージ・スタイナー『サンクリストバルへのA・Hの移送 ヒトラーの弁明』(訳・佐川愛子+大西哲。三交社)

真摯な映画だった『セキ☆ララ』

松江哲明監督の『セキ☆ララ』*1を、PLANET+1で試写で観る。 ものすごく突き放した目で、被写体を見つめているかと思うと、被写体に寄り添って、ぽろぽろと熱い涙を零していたりする、その振れ幅がとても魅力的な映画だった。 撮影が、まだPLANETが堂山にあっ…

たらたらと

三宮ダイエーのスターバックスでキャラメルフラペチーノエクストラホイップを飲みながら『魔の山』をたらたらと読む。 堂山町のツタヤでヴィデオを返し、帰宅。 夕食は焼肉。

柚子と市川崑の『鍵』を観る。

昼から市川崑の『鍵』を柚子と観る。私は二度目。やはり良い映画だった。二代目中村鴈治郎が出てくる映画なら何でも私は好きなのかも知れないが、この映画は市川崑のモダンなスタイルと意地の悪さがとてもよく出ていて、いいと思う。京マチ子のシックスティ…

ばたばた。

昼に起きだし、本棚の整理で終日。