2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

きょう買った古書

ロバート・リデル『ルウィンターの亡命』(訳・菊地光。早川文庫)

凝縮。

久しぶりにDVDを引っ張り出してきて、サム・メンデスの『ロード・トゥ・パーディション』を観る。自転車を的確に捉える(これはとても難しいことだ!)冒頭から結尾まで、何度見返しても、何処を取っても、本当に見事な映画。 夜、柚子と交代で姑の病院に。…

咳。

少し遅い鏡開き。善哉に入れて食べる。 夕方から姑の病院。トーマス・ベルンハルトの『石灰工場』をのろのろと読み進める。 帰宅後、柚子とすき焼きを食べる。 矢代秋雄の「ピアノ協奏曲」と「交響曲」の入ったCDを飽きもせずまた聴いている。異形の傑作。 …

「ジェラール・ペソンの音世界」を聴く。

珍しく早起きして準備を整え、出掛ける。梅田のザ・フェニックスホールで、大好きなジェラール・ペソンの演奏会が行われるため(『next mushroom promotion vol.10 ジェラール・ペソンの音世界』*1)。もちろん堂山カンタービレの諸氏と参加である。そもそも…

ずっと病院。

快晴。 昼過ぎ、姑から電話。散歩がしたいとの由。車椅子を出して、病院の外に出るが、陽光こそ穏やかだが、風が冷たいため、すぐに建物の中に。姑のベッドの脇で、『自動車爆弾の歴史』を読み耽る。やがて柚子が来る。18時の夕食を終えるまではいるつもりだ…

きょう買った新刊

マイク・デイヴィス『自動車爆弾の歴史』(訳・金田智之、比嘉徹徳。河出書房新社) イアン・マキューアン『土曜日』(訳・小山太一。新潮社) 田崎英明『無能な者たちの共同体』(未来社)

謹賀新年。

いつもは元旦は映画館に行くのだが、今年は昼過ぎまでぐたぐたと過ごし、風呂に入って、柚子と姑の病院に。途中、独り抜け出して元旦から店を開けている駅前の本屋に。私と同様、幽霊のようなひとたちが、銘々、数冊の本やら雑誌を抱えて、店内を彷徨ってい…