2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

きょう買った古書

オリヴァー・リーマン『イスラム哲学への扉 理性と啓示をめぐって』(役・中村廣治郎。ちくま学芸文庫)

朝はやく枕元にやってきて散々啼きまくる「しま」に起される。 台風の雨はしばらく降り続けていたが、昼前に止んでくる。台風のあとだからなのか《ラインの黄金》が聴きたくなり、ティーレマンの振るバイロイトのライヴ盤を引っぱりだしてくるが、珍しくうま…

台風。

夜中の三時ごろ、眼が醒める。そのまま眠ろうかと考えるが、明日の朝までに劇評を書かなければおちおち寝ておれないと思いなおし、まず風呂に入る。頭をはっきりさせると同時に、焦りを取り除いて落ち着かせようと、風呂の中で、「ミニマリズムとポップ以降…

小林秀雄に「徳利と盃」という短い文があって、この文の最後はこんなふうに終る。その直前にある北鎌倉の「Hといふ目利きの爺さん」の話も大変面白いのだが、けさはこの最後の文に、思わず「あっ」となった。 嫌ひと言ふのは易しいが、好きと言ひ出すと、ま…