自由になるために。

  • M女史と中崎町の喫茶店で会う。女史の研究者と云う仕事に対する真摯な態度と、もっと「自由」になるための戦略に触れ、大いに感心する。資料をごっそりと借りる。
  • その後、少しだけジュンク堂に寄るが探している本はなく、実家に。やはり父親の蒲団のなかで眠っていたちび黒猫に触る。帰宅した父に鍵を返す。弟と駅まで行く。
  • 姑の病院に寄る時間がなくなり、さすがにきょうは水泳教室。一週サボると身体がキツイ(笑)。
  • 黒沢清の映画術』を読み始める。映画の持つ「ワンカット」の重要性を巡る議論など、名言だらけ。
  • しかし、個人的には、いちばんぐっときたのが此処。

僕は、さまざまなトラブルと行き違いを抱えつつ、蓮實さんと伊丹さんと僕、あるいは何人かの関わった人たちの間に、ある時何かがふっと訪れて、問題を解決してくれるんじゃないかと思っていたんです。しかし、ご存知の通り自死されてしまい、永遠に解決はなくなりました。このことが、一番つらいです。