蝉が飛び込む

  • 終日、一階で本棚を組み立てたり、柚子が掃除するのを眺めていたり。
  • 赤塚不二夫、工藤精一郎、逝去。私たちの世界から、「満洲の日本人」は、やがてすっかりいなくなる。
  • 夜、雨戸を閉めようと硝子戸を開けると、網戸に止っていたのか、いきなり蝉が家のなかに飛び込んでくる。捕まえて外に出そうとするが、結局、何処に隠れたのか判らず。