• I嬢の書いたブレッソンの『シネマトグラフ覚書』の批評が素敵だったので引いておく。

ブレッソンの言うシネマトグラフをそれ以外の藝術(音楽、美術、文藝など)に容易に置き換えることはできませんが、ものを創り出す立場の人間のあるべき姿がこれらの厳しく美しい言葉の数々、その端々に鋭く見受けられるように思います。
藝術に挫けそうになったとき、救いを求めるためでなく寧ろとことんまで打ちのめされるために頁を捲りたい一冊。
「偽」の排斥、「真」への信仰。