- 海岸だし行けば何とかなるよ(そして実際に、当選しなかったが行くひとも少なくない)という情報を昨夜2ch(なんてもう何年もみなくなっていたけれど、SKEにハマりだしてから偶にみるようになった)で得てから、ずっと朝まで悶々とするが、隣家の祖父母のもとへ帰省しているらしい子供のヴァイオリンの練習の音を聴きながら、未練たっぷり諦める。そのかわりに、きょうまで愉しみに取っておいたシュトックハウゼン(StocKhausEn)の《モメンテ》(1965年版)の封を開けて聴く。これが予想していたより遥かに面白くて、ずっと聴いている。
- 映画に行こうかと思うが、けっきょくやめにして、また《モメンテ》を聴いたり湯船に浸かってディドロを読んだり(もう少しディドロを読んでみようと思っている)借りてきたDVDをちょっとみたり洗濯物を干したりしていると柚子から「お茶を呑もう」とメールがあり、準備をして出かける。風は強くて気持ちいいが、空気は湿っている。洗濯はやめておいたほうがよかったか?
- 「ムジカ」でお茶と晩御飯。すっかり満足して、ジュンク堂に寄って、帰宅する。
- ディドロの『絵画について』の一節……「人物たちの配置、その総体に話を戻そう。この配置、総体を、技巧のためにいささか犠牲にすることができるし、またそうすべきでもある。どの程度か。それはわたしには判らない。しかし、そのために表現を、すなわち主題の効果をいささかでも損なうことがあってほしくはない。まず、感動させてくれ、驚かせてくれ、心を引き裂いてくれ、ぞくぞくさせ、泣かせ、ふるえさせ、憤らせてくれ。そのあとで、もしできるなら、わたしの目を休ませてくれればよい。」