チームE《SKEフェスティバル》公演をみる

  • 朝からバスで名古屋。本を読んだり、ぼーっとしたり。
  • 昼はSKEカフェに初めて行って井田ちゃんのトンテキ定食(肉が切っていないしナイフもないし、食いにくいと思ったら、あの「大きな手」のかたちにしてあるのだというのが判って、すまない! 鷲づかみにされる。ごはんの量も多く、けっこう満足する。しかし店員のやる気のなさはすごくて笑える)を食べてから、地下鉄に乗ってあちこちの古本屋をぶらぶらする。
  • 初めてチームEの新公演《SKEフェスティバル》をみる。だーすーはこの回で劇場公演400回。ビンゴは一巡目で、最前列。2ポジのすぐ前くらい。最前列は二度目だが、ほんとうに近くて、めまいがするようである。前にきたなるちゃんに煽られて笑ったり、めいめいの足がきれいだったり、佐藤すみれの下ケツの丸みと白さが美しかったり、井田ちゃんのおなかのぐあいがほんのちょっと豊潤だったり、おーちゃんのアイドルぶりのプロっぽさが激しかったり、かのんが何かふっきれたようにすぱーんときれいになっていて色っぽかったり、さーなんがほんっと可愛かったり菅原がおねえさんの綺麗さ全開にしていたりで、とにかく眼福でしかたがないのだが、やはり須田さんである。須田さんのパフォーマンスのしなやかさとか、そのオーラみたいなものに、ひたすら圧倒される。けっきょく、サイを振ったり怒号のようなコールをかけるのは、それが推しに届いてほしいという強い想いゆえである。最前列は、眼の前に推しがいるから、サイを振らなくてもそれくらいのことは届いてしまうから、コールを忘れて、ひたすらぼーっとみつめてしまうことがしばしばである。あかりーーーーーーーーーーーーんと叫ぶそこにそのひとがいる。声を出さずに「ありがと」と唇が動くのをみることができる。《キンモクセイ》だったか、腕をぐっとこちらに向け、手を差し出して数歩、歩み寄ってくるとき、一瞬客席を立ち上がって、その手を掴まなければ、いますぐ応答せねばと、強く錯覚した瞬間があった。それくらい、あかりんのパフォーマンスは強い。最前列では、爆音の隙間を縫うようにして、舞台を跳ねる、だん!だん!という彼女たちのブーツの音がかすかに聴こえる。この音を、じっと聴いていた。この音が、爆音と照明の向こうにあるのをはっきり聴きとることができただけで、ほんとうに涙が出そうだった。
  • お見送りのとき、須田さんの前を通ると「みてたよ!」と云ってくれる。いやもうほんとうにありがとうございます。須田推しでよかったなあ……と、にやにやへらへらしながら写真購入の列に並び、けっきょく大判サイズを買って、新幹線で帰る。

浅井裕華・井田玲音名市野成美鎌田菜月木本花音・後藤楽々・斉藤真木子・酒井萌衣・佐藤すみれ・末永桜花・菅原茉椰・須田亜香里高寺沙菜・高畑結希・谷真理佳福士奈央