• 風邪を引くと映画を見る気力も体力も削がれる。ユスターシュを見に行こうかとも思うが、やはりこっちだろうと、ようやく朝から夜中までだらだらと、積み上げたDVDの上から『太陽の墓場』と『日本の夜と霧』と『飼育』を途中まで。しかし『青春残酷物語』(1960年6月公開)から『日本の夜と霧』(1960年10月公開)までを半年ぐらいで駆け抜けているのがすごい。松竹大船というシステムをブーストとして使えたのは大きいだろうが、それにしてもすごい。三島由紀夫の『美しい星』(1962年)を引っ張り出してきて読み始める。