• ほとんど寝て過ごす。喉が痛い。大島渚の『戦後映画』を読み終えて『青春』を読み始める。「闇を犯しつづける葬儀人に一切の権力を!」ってよく意味の判らないすごい副題がついているけど、38歳のときの大島が自分の青春時代を振り返るインタビュ本で、『大島渚1960』で言えば怒濤の1960年が始まるまでの、最初の70ページあたりまでが、より具体的なエピソードを交えて語られており、とても面白い。
  • 夜中に『青春残酷物語』を見る。以前見たときは創造社時代の作品に比べるとこんなもんか思ったが、なるほど確かにこれはすごい。『青春』では「女とは映画づくりしたくない」とか言ってるけど、桑野みゆきの纏う森英恵の衣裳が最高にすばらしい。