• 本屋で取り寄せた『シナリオ』の2023年9月号を引き取ってくる。田村孟の『飼育』のシナリオが載っている。石堂淑朗が「わが敵大島渚」で、「大島作品の撮影では、撮影の進行と共に脚本が変更され、脚本は撮影終了と共に完成する、という傾向であった」と書いているが、1961年7月号の『映画評論』に掲載されているものが準備稿で、こちらは撮影を経た完成版だろう(ダヴィッド社の『年鑑代表シナリオ集1961』に載っているのはこれだろうか?)。完成版も読みたかったので、とても助かる。