どこまで行けばお茶の時間

  • 久しぶりに柚子とお茶。仕事が退けてから待ち合わせて、さんちかの古本市を覗き、元町のムジカへ。スコーン・セットを頂く。のんびりするのに良い、好きな喫茶店だ。
  • 9時ごろ、柚子は先に店を出て帰宅。私は、U君からの連絡を待ちながら本を読む。9時過ぎにU君と駅で落ち合い、中山手通の「ラーメンたろう」へ。この店はラーメンより、食べ放題の甘辛いキムチのほうがずっとおいしいといつも思う。ラーメンを啜りながら、U君の近況と今後の展開の話などを聞く。
  • その後、U君の大学時代の友人が勤めているバァ「禅」に。来年から今後の人生設計に向けて期するところのあるU君から、「君には好きな趣味があり、これからずっと一緒に暮らすと決めた女性と、良い友だちがいて、それらを支えるための嫌いではない仕事がある。でも君はこの現状で満足なの? もっと!もっと!!と云うものはないの?」と問われる。彼は私の創作活動のことを云っているのだが、創作と云うものは、私には趣味の領域に属するものだ。私は、趣味がなくては生きていけない。だから趣味に我が身を殉ずることもできよう。だが、趣味は趣味だ。ひとつところに止まり続けることの至難なU君と違って、私は、極めて保守的な質の人間なのである。
  • 結局、零時半ごろまで「禅」で駄弁る。終電で帰宅。