金沢から戻る

  • 朝6時に起床。6時半にホテルを出て、コンビニで、ヤマザキパンの「北海道チーズ蒸しケーキ」と紙パックのミルク・ティを朝食に購入する。金沢駅構内のキオスクで、あんころ餅をふたつ、拙宅と実家への土産に買って、6時50分発の高速バスに乗る。
  • バスの中で古川日出男の「沈黙」を読み終わる。滝沢聖峰大島弓子の漫画が好きで、小説に取り組む体力が充溢していた頃の村上龍、或いは人間の闇の部分を抉りだすときの村上春樹が好きな方に、お薦めする。
  • しかし、高速バスの中は何故だか酔わずに本が読める。これは大発見だ。
  • 11時半、梅田に到着。紀伊國屋に寄って、サイードの『知識人とは何か』を求める。本当は『文化と帝国主義』が欲しかったのだが。
  • 実家に立ち寄る。その後、三宮に出る。無印良品でスーツのパンツを一本買うが、すそあげは木曜日になると云う。だが火曜日には必要なので、店員さんが教えてくれた近所の店で、すそあげを頼む。その間、ジュンク堂で雑誌を読む。
  • 2008年のウィーン国立歌劇場の来日公演、ティーレマンワーグナーを期待していたのだが、演目は『ニュルンベルクのマイスタージンガー』だとか。ワーグナーには違いないが、私は評判の『パルジファル』か『トリスタンとイゾルデ』を熱望していたので、がっかり。やっぱり渡欧しないと駄目なのか……。