2006-12-15 きょう買った新刊 書籍 留守晴夫『常に諸子の先頭に在り 陸軍中将栗林忠道と硫黄島戦』(慧文社) 『文學界』での中原昌也と蓮實重彦の『硫黄島からの手紙』を巡る対談を立ち読みしていたら、蓮實が「この映画と『父親たちの星条旗』は、D・W・グリフィスの『國民の創生』であり、米軍と日本軍はそれぞれ北軍と南軍である」と云うようなことを云っていて、おおなるほどと膝を打ち、そう云えば栗林中将と南北戦争を論じた本があったはずだと思い出し、購入。さっそく読み始める。