2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ジサクジエーン

唇に傷ができていて痛い。馬鹿馬鹿しい話だが、眠っている間にじぶんの歯でじぶんの唇を噛み続けていた様子。傷跡と歯形が一致するのだ。イテテテテテ……。 帰宅後、バイロイトでティーレマンが振った『パルジファル』(最近は聴いている『パルジファル』は専…

邦題にも「アイ・ラヴ」は付けたほうが良かったんじゃない?

デイヴィッド・O・ラッセル監督の『ハッカビーズ』*1を試写で観る。実存主義探偵なる珍妙な職業を嬉々として演じるダスティン・ホフマンや『ピアニスト』でのじぶんの演技をパロディするようなイザベル・ユペール、天才マックスがそのまま大人になったみたい…

猛暑だ。

外回りをしていると頭がぎちぎちと痛くなるほど暑い。定時過ぎにさっさと帰宅する。 池田理代子の『ベルサイユのばら』を読み始める。柚子の小学校のころの単行本で、彼女が色鉛筆で綺麗に彩色している、世界にこれだけのヴァージョンなのだ。 オスカルが男…

サブカルな一日

午前中、部屋にシュトゥットガルト州立歌劇場のDVD『ジークフリート』第2幕を観る。陰惨な演出だが、大変面白い。舞台には、高い鉄条網が張り巡らされ、奥には監視塔が立っていて、森の小鳥は顔を灰色に塗りこめた短髪の若い女だ。それらは強制収容所の風景…

寝てました

昼前、義姉夫婦と姪が遊びにくる。姪は「オネガイシマス」と云うのを覚えたらしく、他人に物を頼むときは、身体を前後にぺこぺこと動かすのが可愛らしい。 夕方、ちょっと郵便局まで出掛けた他は、終日、短い昼寝をうろうろと繰り返す。日が経つと、何をして…

きょう買った古書

ジョン・トーランド『大日本帝国の興亡』(訳・毎日新聞社。全5巻。ハヤカワ文庫)

どこまで行けばお茶の時間

久しぶりに柚子とお茶。仕事が退けてから待ち合わせて、さんちかの古本市を覗き、元町のムジカへ。スコーン・セットを頂く。のんびりするのに良い、好きな喫茶店だ。 9時ごろ、柚子は先に店を出て帰宅。私は、U君からの連絡を待ちながら本を読む。9時過ぎ…

きょう買った古書

E・T・A・ホフマン『黄金の壷』(訳・神品芳夫。岩波文庫) イサク・ディーネセン『バベットの晩餐会』(訳・桝田啓介。ちくま文庫) 武田徹『偽満州国論』(中公文庫)

♪あ〜未確認〜

拙宅の近所の公園には、背中から鼻に掛けて黒、その他の四肢は白、と云う若い猫が棲んでいる。夜、駅から自転車を漕いで帰ってくると、その黒白猫が公園前の民家の庭に忍び込んで行くのを見掛けた。しっぽとお尻が門扉の下からニョロっと覗いて、すぐに消え…

きょう買った古書

日比野士朗『呉淞クリーク/野戦病院』(中公文庫) ゼイディー・スミス『ホワイト・ティース』(上下巻。訳・小竹由美子。新潮社)

雨男と呼ばれて

午後過ぎ、締め切り明ける。営業の出た折、某大型古書店に立ち寄って渉猟。 9時帰宅。駅まで着いたところで、いきなり雨が強く降り始める。雨の中、自転車を漕いで帰る。

きょう買った書籍

古川日出男『沈黙/アビシニアン』(角川文庫)

僅かな時間も本屋で。

本日は締切日。一日の大半を事務所で。夕食を買いに出た折、ちょっと寄り道した近所の商店街の本屋で、古川日出男の『沈黙/アビシニアン』が埃を被って売れ残っているのを見つけ、奇縁を感じて買い求める。 『ユリイカ』で連載が始まった佐藤亜紀の「小説の…