2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

きょう届いたDVD

ケネス・ブラナー監督『ハムレット』 『カウントダウン・オブ・『スカイ・クロラ』 Count.2』(Vap)

きょう買った古書

トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』(訳・村上春樹。新潮社)

なんとなく、『ああ爆弾』

夕方、ちょっと三宮に出てセンター街のジュンク堂。 その後、駅前でU君と久しぶりに会って、喫茶店で少し駄弁る。 夜、岡本喜八の『ああ爆弾』をDVDで観る。『殺人狂時代』の大友ビル君に続いて、砂塚秀夫が伊藤雄之助を喰ってしまうほどの怪演。法華経に嵌…

たらたら。

たらたら本を読んでいる。 夕方、仕事を終えた柚子とカラオケに行く。彼女が唄うのを眺めながら寝転がっている。愉しいのだからしかたがない。途中から私もPerfumeの「Baby cruising Love」などを唄う。いつもと同じ小沢健二の「ラヴリー」を唄ってお開き。 …

きょう買った古書

E・M・フォースター『天使も踏むを恐れるところ』(訳・中野康司。白水社) ハイナー・ミュラー『カルテット』(訳・岩淵達治、越部暹、谷川道子。未来社) 中原昌也『エーガ界に捧ぐ』(扶桑社) 中原昌也『続・エーガ界に捧ぐ』(扶桑社) 斎藤環『メディ…

再び黒川紀章を悼む

朝、久しぶりに歯医者。治療を再開する。 久しぶりに心斎橋。以前、ソニータワーがあった場所に建った新しいビルのデザインは大江匡によるものだがこれが酷くつまらなくて、今更ながら黒川紀章は、決して凡庸ではない建築家だったのだなとつくづく思い知らさ…

きょう買った新刊

トーマス・ベルンハルト『座長ブルスコン』(訳・池田信雄。論創社) トーマス・ベルンハルト『ヘルデンプラッツ』(訳・池田信雄。論創社) アンナ・カヴァン『氷』(訳・山田和子。バジリコ株式会社) ベルンハルトの戯曲が、アンナ・カヴァンが、新刊本と…

きょう買った古書

チャイコフスキー『エウゲニ・オネーギン』(名作オペラブックス。音楽之友社) 巻末に附された、このオペラをめぐるあれこれが記されている「年譜」に、こんな邂逅が記されていた。 1892年1月19日、チャイコフスキー臨席のもと、ハンブルク市立劇場において…

きょう買った古書

張岱『陶庵夢憶』(訳・松枝茂夫。岩波文庫) 癖のない人間とはつき合えない。彼らには深情がないからだ。疵のない人間とはつき合えない。彼らには真気がないからだ。 中野重治『歌のわかれ』(新潮文庫)

ぶらり、ぶらさがり。

実家に行き、祖母と黒猫たちと会い、東通り商店街の古本屋をぶらり。 病院に行き、柚子と待ち合わせて帰宅する。

『殺人の追憶』を観る。

夜、ポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』をDVDで観る。傑作。 未解決事件の映画化と云う条件(犯人をずばりと指摘したり逮捕すると云うカタルシスは決して得られない)を逆手にとって、まぎれもない現代の映画を作り上げている。その横顔を見せていた刑事がい…

今更ながら『犬猫』、素晴らしい。

夕方、柚子が帰宅してから近所のスーパーに牛乳を買いに行く。 真夜中、井口奈己監督の『犬猫』(35mm版)をDVDで観る。 スクリーンの外側から、スクリーンのなかに何かがやってくること。或いは、ぷいと、何かがスクリーンの枠のなかから、その外側に出て行…

きょう買った古書

イマニエル・カント『純粋理性批判』(訳・高峯一愚。河出書房『世界の大思想』第10巻) イマニエル・カント『実践理性批判、判断力批判、永遠の平和のために』(訳・樫山欽四郎、坂田徳男、土岐邦夫。河出書房『世界の大思想』第11巻)

もう辞めたい。。。。。

雨。 自動車学校に行くたび、じぶんは現在この瞬間全世界ダメ人間トップランカーでトップランナーなんじゃないかと云う気持ちになるが、そろそろ累計十五時間の乗車時間だが復習項目は四分の三ほど残っているわけで、つくづくじぶんは好きなことしかできない…

成瀬の『晩菊』、『夫婦』、『放浪記』

近頃どの貸ヴィデオ屋も棚を入れ換えて貸DVD屋になってきているが、DVD化されていないので棚にヴィデオが残っていたのを借りてきた、成瀬巳喜男の『晩菊』を観る。これは大変見事! これまで観た成瀬映画の中でも、すごく好きな一本だ。年増の女優たちが素晴…

『バリー・リンドン』、万田邦敏の傑作『接吻』!

ガキの頃何度も観た大好きな映画を、久しぶりにキューブリックの『バリー・リンドン』を観る。何しろ昼メロの総集編のような映画なので、少しも退屈しない。やっぱり彼の映画の中では、これがいちばん好きだ。ひたすら豪奢な映像と音楽で、博打と喧嘩を描く…