鈴木治行×『限りなき舗道』

  • 朝はわざわざM根さんが、一緒に駅まで歩いて、見送ってくれる。彼が駅までの道を下りながら、これ、覚えておくときっと役立つよ、と教えてくれた名言。「監督じゃなくて応援団」。
  • 恵比寿の東京都写真美術館までゆき、I嬢と待ち合わせて、成瀬巳喜男昭和9年サイレント映画『限りなき舗道』に、鈴木治行氏がライヴで電子音楽をつける上映に。素晴らしかった!
  • 映画が終わり、ぶらぶらと展示をみる。ヤン・シュヴァンクマイエルの映像は素晴らしいが、絵画作品はまるで面白くない。水越香重子の「ゲーテ・ハウス」が、きわめてシンプルな映画だったので、私にはいちばん好ましかった(大抵のヴィデオ・アートは、実現しようとしていることが判ってしまうと、途端につまらなくなってしまう。それを超えて、さらにこちらの関心が持続するものというのは、とても少ない)。
  • 新宿まで出て、三越ジュンク堂をぶらぶら。残念ながらS根さんはお休みだったみたいで、会えず。