• いつのころからか仕事に行く前に風呂に入るようになっていたのだが、昨夜は柚子のすすめに従って寝る前に風呂に入った。すると、朝がすごく楽だった。これからそうしようと思う。
  • ティモシー・モートンの『自然なきエコロジー』も読んでいる。ところどころ「おっ」という箇所もあるが*1、たとえばこれが佐々木敦なら扱う音楽がもっと面白くて、この半分のページで書いちゃうだろうなと思うと、ちょっと読むのがしんどい。
  • 帰宅して、パスタを茹でて、柚子のつくってくれたミートソースで食べる。明日休みだからいいやと、けっきょく風呂には入らずに、しかも須田亜香里のひとり喋りの『1×1は1じゃないよ!』さえ聴かずに(radikoのプレミアム会員になったゆえの油断)居間でそのまま寝てしまう。

*1:モンタージュは、ちゃんと批評的なものになるには、内容を枠と並置しなくてはならない。なぜか。形式と主体の位置を混合させることなくただ内容を並列するだけでは、事物をそのままで放置することになるからだ。(…)項目をリストへと追加していってもなにをしたことにもならない。「内容」のもっとも極端な例は、書くことにある、なんとかしようともがく性質である。「枠」のもっとも極端な例は、事物をそもそも意味のあるものにするイデオロギーの格子である。アンビエントな藝術は、書くこととイデオロギーの格子をこうして(弁証法的に)並置することへと向かう。枠のない客体を提示するか(たとえばギャラリーで「材料」を積み上げる)もしくは客体のない枠(白いキャンバス、空虚な枠など)を提示することで、アンビエントな藝術は内容と枠の溝を問う。内容と枠を並置するには、それらのあいだにある溝を保たなくてはならない。」(278頁)。