• 今朝は「しま」が寝室の窓際で憩っていたので、階下の居間の暖房も付けっぱなしだが、こちらもそのままにして家を出る(帰宅すると、やはり寝室の私の蒲団の中で丸まっていた)。薬を吞み忘れて家を出てしまった。
  • 駅の自動改札で新しい財布に入れた定期をタッチするとき、鞄から財布をつかみ取って引っ張り出した手が「あれ?」と奇妙な感覚を覚えたのがはっきりと判って面白かった。私が、ではなく、手が、こんなにも前の財布の感触を記憶しているとは。
  • 仕事を終えて本屋に寄るが、足がびりびりしていて嫌になり、帰ってくる。帰宅して皿を少し洗い、紅茶を淹れる。柚子がエクレアを出してくれたので、おやつにして、ふたりでお茶を飲む。柚子がミートソースを作っている間、部屋でシモーネ・ヤングハンブルク・フィルのブルックナーのボックスから《六番》を聴く。《三番》ばかり聴いているうちにブルックナーに馴れたのか、とてもいい曲だと思う。《三番》に比べると、とてもすっきりしていて聴きやすく、うまく纏まっている気がする。これも好き。