2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『ユナイテッド93』を観る。

昼前に起き出し、日記を付けたり姑とお茶を飲んだり、グタグタと過ごす。 夕方から出掛けて、前売を買ってポール・グリーングラス監督の『ユナイテッド93』*1をやっと観る。 手持ちカメラのぶれぶれな映像への耐性はかなりあるほうだが、最後でさすがに耳鳴…

きょう買った古書

Leonard de Vries "Victorian Inventions"(John Murray,1975) 我が国でも『図説 創造の魔術師たち』の邦題で翻訳が出ているレオナルド・デ・フェリスの英語版。馬鹿だから英語も読めないがイラストがギッチリで妄想を膨らましてくれるので、資料用に。 『W…

『時かけ』を考えたり古本屋を巡ったりスタバで居眠りしたり

朝、会社に出掛ける前に風呂に入りながら、ぼんやりと、細田守の『時をかける少女』は、押井守の『うる星やつら2』ではなく、同じ「2」でも『劇場版パトレイバー2』なのではないかと思う。過去(戦後と云い換えても良いだろう)の修正と、それでも残る悲哀。…

きょう買った新刊

ジョリス=カルル・ユイスマンス『さかしま』(訳・澁澤龍彦。河出文庫) 『ヘルツォーグ&ド・ムロン 2002−2006』(『a+u』2006年8月臨時増刊。エー・アンド・ユー) 『地球の歩き方 --オランダ、ベルギー、ルクセンブルク--』(’06〜’07年版。ダイヤモンド…

仕事と本屋の間で

午前中は三宮のスターバックスに篭って仕事。ちょっと滝本誠を読んだり。ジュンク堂に寄ってから会社に戻る。 雨。七時に仕事を終え、再びダイエーのジュンク堂へ寄ってから帰路。雨やまず。

きょう買ったCD

『チャイコフスキー:交響曲第5番』(指揮:エウゲニー・ムラヴィンスキー。レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団。1977年ライヴ盤。ALTUS)

ちょっと欧州へ……行きたいなぁ

三宮のタワーレコードでムラヴィンスキーのライヴ盤を今日も買う。 佐藤亜紀の『外人術』読了。日頃じぶんが身につけているシャツの値段と泊まるホテルの料金は等しくすべし、などの記述には膝を打つ。だが、本当に素晴らしいのは「あとがき」に書かれた、ワ…

きょう買った新刊

小森健太朗『グルジェフの残影』(文春文庫)

きょう買ったCD

『ベートーヴェン:交響曲第6番、ワーグナー:トリスタンとイゾルデ(前奏曲と愛の死)、森のささやき、ヴァルキューレの騎行』(指揮:エウゲニー・ムラヴィンスキー。レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団。1979年ライヴ盤。ALUTS)

読書する男

午る前に三宮のタワーレコードへ行き、昨日一緒に買おうか買うまいか悩んだムラヴィンスキーのライヴ盤を、やはり買う。 滝本誠の『映画の乳首、絵画の腓』を読了。 1990年に刊行されたこの本の上に黒々と落ちているのは、異常な好景気とエイズ禍とフェミニ…

きょう買った新刊と古書

アンドレイ・クルコフ『大統領の最後の恋』(訳・前田和泉。新潮社) ドストエフスキー『賭博者』(訳・原卓也。新潮文庫) たぶん何処かにあるはずなのだが百円だったらダブってもいいか、と購入。

きょう買ったCD

『モーツァルト:交響曲第39番、チャイコフスキー:交響曲第5番』(指揮:エウゲニー・ムラヴィンスキー。レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団。1975年ライヴ盤。ALTUS)

仕事の合間に

日曜だが、イヴェントの受付をせねばならないので昼から少しだけ出勤。イヴェントの間、モスバーガーで昼を取りながら滝本誠を読み続ける。16時前には終わり、三宮へ。VIVREの上のタワーレコードをぶらり。今月13日で閉めて、10月4日からJR三ノ宮駅前にでき…

ホルスト・シュタインの『トリスタン』を聴く

終日、家でグタグタと過ごす。ホルスト・シュタインが1970年*1にウィーン国立歌劇場で振った『トリスタンとイゾルデ』の実況録音(LIVING STAGE)を聴く。歌手も総じて悪くないし、ホルスト・シュタインの指揮はたっぷりと歌い上げながらも構築力が冴えてい…

きょう買った古書

『辰野隆・内田百輭集』(現代随想全集第5巻。創元社)

ゆけゆけ二度目の少女(或いは、ふたりのマコト)

朝、家を出る直前に、そのセピア色の表紙の奥でうっとりと溺死している女の顔に呼ばれたかのように、滝本誠の『映画の乳首、絵画の腓』が通読したくなり、通勤鞄の中に慌てて挿入。ガキの頃から何度となく立ち読みを繰り返し、意識無意識への決定的な影響を…