2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

きょう買ったDVD

ハワード・ヒューズ監督『地獄の天使』

『プレステージ』、なかなか良い

最近ふと手に取った『日本の思想』を読み始め、これは紛うことない「古典」だし、丸山眞男と云うのは、これまで私が思っていた、ユルい「左翼」のカテゴライズではあまりにはみ出すものの多い、云うならばデモーニッシュな書き手だと、最近ぞくぞくしながら…

きょう買った新刊

黒沢清『黒沢清の映画術』(新潮社) 間宮陽介『丸山眞男 日本近代における公と私』(ちくま学芸文庫) 武富健治『掃除当番』(大田出版)

算数ができない

夜、事務所で残業をしていると、私の出した見積もりを手に、社長に鼻息荒く、利益率が低いと詰め寄られる。サボタージュでもなんでもなく、どういう計算を社長がしているのか判らず、頭が止まる。判らないものは判らないので、頭を垂れて教えを請う。結局は…

実家へ

今日こそ兵庫県立美術館の「ビル・ヴィオラ展」に行くつもりだったが、昨日と変わらずだらだらしていると、あっと云う間に夕方。 実家へ柚子のお遣いに出掛けるが、その前に客から呼び出されたのでそちらへ立ち寄ってから向かう。些か物分かりの悪いお客さん…

ちょっとツライ

終日、家から一歩も出ず、ぼーっと過ごす。溜まった日記の整理をちょっとして、『鈴木先生』の第二巻を読み(ますます面白い。小川蘇美を描く線の色気がさらに強烈になっている)、一本ぐらいDVDを観るつもりだったが、何も観ず。 転職サイトをちょっと覗く…

きょう買った古書

岡義武『近衛文麿』(岩波新書)

ピッコロ劇団の『ハムレット』を観る。

仕事にかこつけて元町を、「ちんき堂」やら何やら、ちょっとぶらり。 仕事を終えてから兵庫県立芸術文化センターで行われたピッコロ劇団の『ハムレット』を見物する。 剣幸のガートルードの存在感はさすがだったが、同劇団員の平井久美子が演じるオフィーリ…

本を読んだり駄弁ったり。

「「である」ことと「する」こと」を読み終える。 丸山眞男は貴族だった。彼は「現代日本の知的世界に切実に不足し、もっとも要求されるのは、ラディカル(根底的)な精神的貴族主義がラディカルな民主主義と内面的に結びつくこと」だと云い、アンドレ・シー…

蒸しパン続報

柚子はずいぶん調子が良くなったので、きょう一日は大事をとって会社を休むことにしたと云う。 私が会社へ出掛ける前、襖を開けて寝室を覗くと、柚子が蒲団のなかで、昨夜の黒糖蒸しパンを、もそもそと食んでいた。枕は襖のほうに向いているので、私は彼女の…

きょう届いた古書二冊と買った新刊

三島由紀夫『喜びの琴/附・美濃子』(新潮社) 併録の「美濃子」は、黛敏郎によって作曲される予定だったグランド・オペラのリブレットである。 丸山眞男『増補版 現代政治の思想と行動』(未来社) 中野雄『丸山眞男 音楽の対話』(文春新書)

ここぞとばかり。

柚子は今日もお休み。 夜、会社を出て、何か欲しいものはあるかとメールで訊くと蒸しパンを買ってきてほしいと云うので三宮のパン屋をあちこち彷徨するが、閉店近くの時間でもあり、何処にもない。妻にエエカッコしたいと云うスケベ心があるので、焦りながら…

やっとこさ。

朝まで掛かってやっと履歴書と職務経歴書を無理矢理、仕上げる。会社に電話して昼までには入るからと伝え、中央郵便局に行き、速達で投函。 昼から出社。社長の次男が私の仕事を引き継ぐことになり、今日から出社。絵に描いたような営業マン型の青年なり。 …

きょう買った古書と届いた古書

桶谷秀昭『凝視と彷徨』(上下巻。冬樹社) 外函なしだが三百円なら文句なし。 萩原延壽『陸奥宗光』(上下巻。朝日新聞社)

再び問う、じぶんのことなんか判るか!?

そのまま朝。昼前に休日出勤のため出掛ける。電車の中で居眠り。じぶんの鼾の音で目覚めたのが恥ずかしい。 陽ざしのなかに出ると、頭がくらくらする。仕事は十五分ほどで終わる。 久しぶりにサンパルの古本屋、二階の「ロードス書房」と三階の「MANYO」を覗…

さあ、東京ネガティヴ

朝、風呂に入ってから歯医者に行く。時間を記憶違えていて、少し待つ。奥歯の虫歯を片付ける前に、歯石を取ったり歯ブラシの効果的な使い方を学ぶ。昼過ぎに帰宅。 履歴書を書くのが非常に苦手だ。 夜遅くまでぐずぐずと書くのを先延ばし、YouTubeにアップさ…

駄弁る

仕事を終えてからU君邸。晩御飯をご馳走になり、共同謀議に取り組む。 今日の主題は、リア・ディゾン写真集『ハロリア』より売れてるらしい内田樹の『下流志向』を巡って。 終電で帰宅。

きょう買った古書

宮崎哲弥『正義の見方』(洋泉社) ロバート・ワイマント『ゾルゲ 引き裂かれたスパイ』(上下巻。訳・西木正明。新潮文庫) ハイナー・ミュラーはその死によって書かれることのなかった新作に、リヒャルト・ゾルゲを準備していたと云う。

少しフシギでSF

会社から少し離れたところにある古本屋は、一杯になると五百円の金券として使えるポイントカードを発行している。それが財布に一枚残っていて、駅からは遠いところなので、もう来ることもないだろうと思い、安い棚を漁って換金。 夜、事務所で独りで残業して…