2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧
朝起きて、新開地の神戸アートビレッジセンターまで出て、原田芳雄追悼企画の、鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』を二〇年ぶりくらいに、みる(しかし本当なら『悲愁物語』のほうがみたかった)。 中学生の時分は、着物を着た女だのジャポニスムだの幻想チッ…
『リスト・プロジェクト』(ピアノ:ピエール=ロラン・エマール。DG)
ピエール・フランカステル『絵画と社会』(訳・大島清次。岩崎美術社)
朝から雨。傘を差して歩きながら、雨の粒々が落ちてくるひとつひとつの落下をみている。リハビリと診察。 晩御飯を食べてから、柚子がつくってくれたバヴァロワを食べる。大変美味。
夕方までぽちぽちとテープ起し。ものすごく大事なことがばんばん出てくる。 「しま」が遊べと呼びにくる。階下で、増村保造の『兵隊やくざ』をDVDでみる。勝新太郎の大宮と田村高廣の有田の関係は、相棒というより、まさに恋人のそれである。勝新がたびたび…
ピーター・シンガー『マルクス』(訳・重田晃一。雄松堂出版)
慌てて朝御飯を柚子と食べて、三宮まで出て、神戸国際松竹でジョー・ライトの『ハンナ』をみる。 古本屋をぶらぶらしてから実家へ出る。祖母から、彼女が昭和十五年、十八歳のときに和歌山から大阪へ出てきて、昭和十九年に結婚して、敗戦を迎えるまでのあた…