2012-01-01から1年間の記事一覧
DBCピエール『ヴァーノン・ゴッド・リトル』(訳・都甲幸治。ヴィレッジブックス)
『フランシス・プーランク全集』(EMI Classics)
クラウス・ホネフ『現代美術』(TASCHEN) 石母田正『平家物語』(岩波新書) テオドール・W・アドルノ『ヴァーグナー試論』(訳・高橋順一。作品社) ヘンリー・A・キッシンジャー『回復された世界平和』(訳・伊藤幸雄。原書房) J・M・クッツェー『夷狄を…
マリオ・バルガス=リョサ『継母礼讃』(訳・西村英一郎。中公文庫)
ロイ・ハリス&タルボット・J・テイラー『言語論のランドマーク』(訳・斎藤伸治、滝沢直宏。大修館書店) 大岡昇平『私自身への証言』(中央公論社) 加藤幹郎『夢の分け前 映画とマルチメディア』(ジャストシステム) 『久保田万太郎集』(新潮社版日本文…
シャーウッド・アンダスン『ワインズバーグ・オハイオ』(訳・橋本福夫。新潮文庫)
ピエール・ブーレーズ『意志と偶然 ドリエージュとの対話』(訳・店村新次。法政大学出版局) ドン・デリーロ『リブラ 時の秤』(下巻。訳・真野明裕。文藝春秋)
ドン・デリーロ『リブラ 時の秤』(上巻。訳・真野明裕。文藝春秋)
シャーウッド・アンダスン『アンダスン短篇集』(訳・橋本福夫。新潮文庫)
昼からDVDで『シンドラーのリスト』をみる。戦時中、シンドラーのリストが救ったユダヤ人たちから、戦争が終わり逃げ延びようとするシンドラーに、シンドラーを救うためのリストが手渡されるその逆転劇で涙したのは最初にみたときも同じだが、滂沱することを…
ウィリアム・スタイロン『タイドウォーターの朝』(訳・大浦暁生。新潮社) この本はカルロス・フエンテスに捧げられている。
映画館をとても満足して出て駅へ向って歩きながら(雨は止んでいた)、これは、上等な羊羹のような映画だったと思った。潤いがあり、みっちりと均一の滋味が詰め込まれていて、例えばケーキのようにひとつの完結した世界をかたちづくっているのではなくて、…
ドン・デリーロ『墜ちてゆく男』(訳・上岡伸雄。新潮社)
朝、仕事へ出る前に、時間もないのに、ハインツ・ホリガーの指揮するリヒャルト・シュトラウスの《メタモルフォーゼン》を聴く。抑制されているが、しっとりと侘びている響きが堪らない。
朝、それから夕方も、それぞれの空で鱗雲が大変きれいだった。
朝起きてゴミを棄て、柚子の出掛けるのを見送ってからは、ずっとTVの前に陣取って、ときどき「しま」を抱っこしたりしながら、スピルバーグの映画をDVDでみている。途中までみていた『1941』を終わりまでみて、それから『レイダース』をみてから昼飯を食べ、…
ウィリアム・スタイロン『闇の中に横たわりて』(訳・須山静夫。白水社) リチャード・パワーズ『エコー・メイカー』(訳・黒原敏行。新潮社)
カウンターに坐っていると、やってくるひとは結構むすっとした顔をしている。しかし、殆どの場合は「こんにちは」とかこちらから声を掛けると、その表情は緩む。無論その程度はさまざまだが。私も含めて、普段は気づくことなく不機嫌そうな顔をしているひと…
E・H・カー『バクーニン』(上下巻。訳・大沢正道。現代思潮社)
きょうから降り出すとのことだったので傘を持って出たが、昼頃まではずっと良い天気。午後から崩れて、帰るときには降っている。 帰りに「やまだ書房」に寄る。先日買わなかったE・H・カーのバクーニンの伝記はまだ残っていて、よかった。 帰宅すると洗濯物…
坂本多加雄『スクリーンの中の戦争』(文春新書) 『ユリイカ:2012年10月号(特集:ジョン・ケージ)』(青土社)
フィリップ・ソレルス『神秘のモーツァルト』(訳・堀江敏幸。集英社) ブレンダン・デュボイス『合衆国復活の日』(上下巻。訳・野口百合子。扶桑社ミステリー文庫)
ジェルジ・ルカーチ『モーゼス・ヘスと観念弁証法の諸問題』(訳・良知力、森宏啓二。未来社) ペーター・ハントケ『ドン・フアン(本人が語る)』(訳・阿部卓也、宗宮朋子。三修社) 松岡完『ベトナム戦争 誤算と誤解の戦場』(中公新書)
J・M・G・ル・クレジオ『砂漠』(訳・望月芳郎。河出書房新社)
『ストラヴィンスキイ自傳』(訳・太田黒元雄。第一書房)
佐原徹哉『ボスニア内戦 グローバリゼーションとカオスの民族化』(有志舎)
アレクサンドル・コイレ『プラトン』(訳・川田殖。みすず書房)
クルツィオ・マラパルテ『皮』(訳・岩村行雄。村山書店)
大岡昇平『レイテ戦記』(中央公論社)