2015-01-01から1年間の記事一覧

きょう届いた古書

アラン・バディウ『サルコジとは誰か? 移民国家フランスの臨界』(訳・榊原達哉。水声社)

「百度の鈍角」展をみる

洗濯物を取り込み、郵便局で振込みを済ませ、ばたばたと出かけて、烏丸まで出る。「kara-S」で、迫鉄平と正木晶の二人展「百度の鈍角」展*1をみる。ぐっとくる展覧会だった。 展示をみていると、そこへ入ってきた櫻井君とばったり出会う。 そのあとでドトー…

『北陸代理戦争』をみる

バシュメットとリヒテルによる、ショスタコーヴィチの《ヴィオラ・ソナタ》を久しぶりに引っぱりだしてきて聴いている。こんなにいい音楽だったのかと驚きながら。ショスタコーヴィチの音楽がぎりぎりまで切りつめられていて、しかし総てが盛り込まれてる。…

きょう買った古書と新刊

スラヴォイ・ジジェク『全体主義 観念の(誤)使用について』(訳・中山徹+清水知子。青土社) 『REAR 33号:特集:弥衛さん』(リア制作室) とても充実した浅野弥衛特集。

きょうから仕事。正月休みなんて実際とても短いが、すっかり夜更かしに馴れてしまっていて、けさは起きるのが辛く、ぎりぎりの時間まで蒲団に潜っている。 仕事を終えて三宮の古本屋とジュンク堂を覗いて帰宅する。柚子と晩御飯を食べる。

久しぶりにフルトヴェングラーの振る《トリスタンとイゾルデ》を引っぱりだしてきて、椅子の座面の端に尻をひっかけてだらりと延びて、第一幕を聴いている。最近ずっとこういうワーグナーを聴いていなかったからとても新鮮で、濃淡のくっきりとした性格の強…

夜中に千葉潤の『ショスタコーヴィチ』を引っぱりだしてきて、「ジダーノフシチナ」の章をぱらぱらとめくる。「不意に何者かが、ショスタコーヴィチに紙切れを渡し、「全部ここに書いてあります、ドミトリイ・ドミトリエヴィチ、ただそれを読み上げなさい」…

謹賀新年

柚子は朝から用事で出かけて、私は昼過ぎまで眠っており、「しま」も柚子が抜けた蒲団の中に潜り込んで隣で眠っている。 夏田昌和の大好きな《啓蟄の音》と《収斂》で、今年の音楽の聴き始めとする。 柚子を半分切って浮かべた風呂に入って、だらだらと『ニ…