麻酔がとても上手。

  • 夕方、歯医者に。いよいよ奥歯の治療が終わろうとしており、今日は盛大に削り取られる。次の治療で、その大穴を埋めるそうである。
  • 帰宅後、空が黒々となって低く唸り始め、慌ててベランダの洗濯物を取り込む。壮絶な雨と雷に拙宅の壁がぶるぶると震える。しかし、もう関西は東南アジアなのだな。
  • 大雨のやんで、すっかり肌寒いほどになったあとを、びくびくしながら、しかしもう降らないだろうと高を括って、自転車を漕いでアルバイトに行く。どうして誰も世界史と倫理を選ばない……。
  • 大島渚の『日本春歌考』をDVDでちょっと観る。学生のとき、映画館で観て以来。その頃より、何故だろう、ずっといい。しかし、これは大島渚を纏めてはじめてみたそのときからずっと思っていることだが、大島渚ぐらい、「日の丸」を美しく撮る映画作家はいないのである。笠原和夫が『昭和の劇』で述べているみたいに、『あゝ決戦航空隊』を本当に大島渚が撮っていたら、どれぐらい爆発的な映画になっていたことか。黒澤明の『虎虎虎』よりも、それが実現しなかったことが残念だ。私は、じぶんが思っていた以上に、「創造社」時代の大島渚の映画から影響を受けているのに気づいた。
  • 明日が早いので、さっさと寝る。。。。。。。。。。。。
  • ホルスト・シュタインが逝去したのを知る。素晴らしいワーグナー指揮者のひとりだった。