• ふと、メシアンの『トゥーランガリラ交響曲』を引っぱりだしてきて、聴く。私が持っているのはケント・ナガノの指揮のもの。何処ぞのオペラ座の合唱団に所属しておりますとか云う女の歌手が、「「オペラの人間」(そう云ったのだ、本当に!)はケント・ナガノの棒を独りよがりであるとして嫌う、そして私も、もちろん彼のオペラの演奏を一度も良いと思ったことがない」と云っていて、「このツンボめ!」と思ったことを思い出す。
  • 一柳慧の『音を聴く』を読み終える。前に読んだときに読み落としていたことが幾つか出てきて、大変面白かった。神は細部に宿るなあ。