• 昼過ぎ、東京の漫才師の出ている番組をみる。宮田陽・昇を初めて知る。とても好きなテンポだった。柚子が近所のスーパーへ年末年始の買出しに行っていて、その荷物持ちに出かける。レジに長い行列ができていて、そこへ柚子が並んでいるのを離れたところから眺める。柚子が気づいて私に手を振る。ふたりでシュークリームの店で温かいココアを呑んで、自転車を押して帰る。坂の途中の或るうちのガレージで、五匹の猫が犇きあって眠っている。ふたりでじっとみていると、猫に睨まれる。
  • 夕方から出かけて河原町へ。櫻井君と、『ART CRITIQUE』誌の優れたデザイナーである宇平氏、美術家の迫君と上田さん(てっきり男性だと思っていた)と鉄板焼きの店で忘年会。ふたりの若い美術家の学生の頃や、現在の作品づくりの話はとても面白くて、大いに笑う。その後「タナカコーヒー」でパフェを食べながら話の続き。気づくと終電がなくなっていて、始発まで、ほんとうに申し訳ないことだが櫻井君に付き合ってもらって、四条烏丸の24時間営業のマクドナルドでずっと話し込む(ときどきうとうとしながら)。河原町までふたりで歩いて戻って、自転車で帰宅する櫻井君(彼の高校のときの話が吃驚するほど面白い)と別れて、のろのろと阪急から帰宅する。とても楽しかった。