2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
鍼に行く。洗濯機を回す。クレンケ四重奏団とニコラ・ユルゲンセンによるモーツァルトの《クラリネット五重奏曲》を聴いている。モーツァルトの面白さを再認識させてくれた録音のひとつ。
駅前まで出てきてお茶を買いわすれているのを思い出して、ムジカまで戻る。 洗濯機を回してベランダで洗濯物を干して、イブラギモヴァの弾くバッハの無伴奏を聴いている。音がそのまま転がり出しているような音楽なので、ときどきの間が、とてもどきりとさせ…
夜、洗濯物をベランダに干す。空気がすっかり冷たくなった。 夜中に、ケラー四重奏団のクルターグの弦楽四重奏曲ばかりが入ったアルバムを聴いている。ふわーっと立ち上がってくる音も、びりびりと緊張した音も、とても気持ちがいい。
夜中にロスバウトの振る《フィガロの結婚》の第一幕を聴いてうっとりしたあとに、ふと、クルレンツィスの振る同じ第一幕を聴いてみると、そのゴリゴリギリギリブンブン来る感じが、些か耳は疲れるが、よく判って面白かった。
朝もホテルのまわりをぶらぶらして、昼前から21世紀美術館。村上隆の《シーブリーズ》を見に来たのに、いつの間にかスタートが25日からにずれていた。ホンマタカシも後期で、結局いつもながら《タレルの部屋》は最高だというのを確認する。美術館のそばの「…
朝から出かけて金沢。初めて街中をぶらぶらする。夜は駅前の音楽堂で、オーケストラ・アンサンブル金沢の「第486回定期公演フィルハーモニー・シリーズ」を聴く。佐藤俊介の弾き振りで、ヴァンハルの《交響曲》とミスリヴィチェクの《ヴァイオリン協奏曲》、…
昨日うまく掴みかねたところは起きて朝飯を食って書いてみると、うまくいった。しかしまだ終わらない。洗濯物を干す。 ベランダとの間の網戸を雑に閉めても、積み上げた本の柱を見ても、もう「しま」がやって来て、するっと隙間を潜り抜けてきたり、稀少書だ…
駅前の台湾料理屋がなくなってラーメン屋になっていたので、久しぶりにマクドナルドに入って、ビッグマックセットを頼む。揚げたてよりも、油がまわってしなしなになったマクドナルドのポテトが好きなのだが、今日のはちょうどそんな具合だった。途中まで書…
夜の道を歩いていると、だんじりと遭遇する。四つ角で、わっしょいわっしょいと唱和しながら法被姿の若者たちがぐるぐるぐるぐる回転させている。かと思えば、私の歩く隣の筋を並行して、猛烈な速さで突っ切ってゆく。高橋悠治の弾く1976年の『ゴルトベルク…
高橋悠治の《フーガの「電子」技法》を聴いている。買ってきたばかりの昨日は、最初の音からギョッとしたが、今日はもう普通に聴けてしまう。ぺにょぷにょした電子音だからこそ耳は余計にバッハを聴こうとするのか。「あらゆる演奏は編曲だが、抽象構造に色…
高橋悠治の弾くバッハ、ローベル・コーネンとクイケン兄弟の《音楽の捧げもの》などを、ずっと聴いている。ぶっきらぼうだが、少しずつ織り合わさって、しかし何か堅牢なものができあがるというよりは、流れてゆくのが気分に合っているのか、そういうものが…
夜中に仕事をしながら高橋悠治の『ユージ・プレイズ・バッハ』を聴いている。なぜか最近とても高橋悠治の弾くバッハがしみる。
青山バロックザールでクリスティアン・テツラフ の無伴奏ヴァイオリンのリサイタルを聴く。最初のイザイの音の粒立ちからもう素晴らしかったが、続くバッハと、休憩の後のクルターグとバルトークの充実ぶり。これは本当に行ってよかった。終演後のサイン会に…
たまたまYouTubeで近田春夫&ビブラトーンズの《金曜日の天使》と《真夜中のピアニスト》を聴いて、その悪意と技巧の混淆にすっかり参ってしまい、慌てて買ったCD『ビブラトーンズFUN』が届く。
一日部屋で原稿の続きを書いている。居間のTVで『愛のコリーダ』のBDを見る。松田英子が本当に素晴らしく可愛い。ちょっとIUに似ている。大島の中でも図抜けた傑作のひとつだと見るたびに思う。進む先は間違っていないと確信したので、頑張って続きを書いて…
久しぶりに鍼に行く。終わると肩とか首が動くようになっていて、頭にも血が通っている感じがする。ロスバウトの《フィガロの結婚》の第四幕を聴いて、うっとりしたあとに、本を少し片づけて、部屋の通り道を作る。これが昨日まではできなかったのだ。
123君と134君と堤さんと三人で夜中にZOOMでだらだら喋る。気が紛れた。
ネットで買ったネクタイが入っている封筒の口に、鋏を深く入れてしまい、剣先をばっさり切り落としてしまう。あまりにショックでそのまま封筒からネクタイを出さずにすぐにゴミ箱に投げ込む。ナム・ジュン・パイクじゃないんだから。メルカリやヤフオクはゴ…