私は聴きませんけどね。

  • 今日から一般発売の、5月の大阪ブルーノート菊地成孔*1ライヴの予約を、電話受付の開始後、速攻で入れて無事確保する。UAを迎えた去年の西部講堂も大阪のライヴハウスも聴きに行ったが、とても素晴らしかった(音楽的には前者が、鳥肌が立つほど圧倒的に優れていたが、後者は柚子とのデートだったのだ)。今回はカヒミ・カリィの大フィル弦楽添えだし、期待しないほうが無理と云うものだ。
  • 姑に頼まれて、ツタヤでSMAPの「世界に一つだけの花」のマキシを借りる。カラオケのレパートリィを増やすのに覚えたいのだと云う。ちなみに私はカラオケに連れて行かれると、いつも「スーダラ節」と「ルパン三世その2」を歌ってごまかす。
  • 中古CD屋で、カラヤンが1961年にウィーンで振った『パルジファル』を求める。クンドリをふたりの歌手に歌わせるのはどうかと思うが、やはり壮年期のカラヤンが振るオペラのライヴには期待してしまう。聴くのが愉しみ。先日、晩年のカラヤンがDGに残した同曲をちょろっと聴いたが、キンキンキレイな演奏だった。第一幕の前奏曲に於ける、陶酔し切ったなんとも異様な雰囲気は好きだが。私が聴いた演奏ではブーレーズのそれと、やはり1953年のクレメンス・クラウスのものがいちばんだな(『リング』は、1957年のクナッパーツブッシュのものも棄て難いが、最も好きなのは1953年のクレメンス・クラウスバイロイト・ライヴである。タイムマシンがあったらその年の祝祭劇場の暗闇の一席を占めたいとつくづく思う)。
  • ふらっと入った古書肆で、ロレンス・ダレルの「アレキサンドリア・カルテット」の揃いを見つける。一冊300円也。文庫版が出るらしいが河出海外小説選の瀟洒な装丁(平野甲賀)が好きなので買い求める。さんちかの中古レコード市を覗くが収穫なし。
  • 11時前に帰宅。既に柚子は蒲団の中。夕食、入浴の後12時半就寝。

*1:正式には「菊地成孔コンセール・デギュスタシオン・ア・ジャズguestカヒミ・カリィ&ストリング・カルテット」、って長いなぁ・苦笑