きょう届いた新刊

  • 菊地成孔『服は何故音楽を必要とするのか? 「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達についての考察』(INFASパブリケーションズ
    • この本が届いてぱらぱらと捲っていて、ふと、本棚から『サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍』を手に取り、あちこちを読む。文筆家としての菊地成孔の最高傑作って、もしかしたら、この「僕は生まれてから5年間だけ格闘技を見なかった」と云う、やはり長い副題が附けられている格闘技に就いての文章を集めた本かも知れない、と思った。そして、『服は何故音楽を必要とするのか?』には、この格闘技本と同じ感触がある。