家族四人で。

  • 朝から柚子と姑の病院へ。義姉も来ている。病室に残ると云う姑と別れ、別室で担当医から病状の説明を受ける。癖毛で、下唇のへりに髭の剃り残しのある男性の医師である。
  • 七割がた、肺ガンであろうとのこと。姑の年齢は、抗ガン剤による延命措置は行えるか行えないかの境界線上であり(例えば「80歳だったら初めから無理だと申し上げられるのですが」とのこと)、しかも姑の身体のなかのガンの進行は「アグレッシヴ」で、もう「ターミナルでしょう」と云われる。数ヶ月だと思います、突然悪くなると云うこともありますので、と。
  • おそらく肺ガンだろうが、大腸ガンの可能性が僅かに残るので、その検査を週明け早々に済ませ、転院の手続きを取りましょうとの由。
  • 三人で、病室に戻る前に休憩室のようなところで、少し話をして、戻る。姑には、大腸の検査と、その後の転院のことだけ伝える。
  • それから三人で、姑の着替えなどを買いに近所のスーパーへ出掛ける。私の靴も買う。スニーカーを買うのは初めて。昼食を取り、再び病室に戻る。
  • 少ししてから義姉が先に帰り、その後は、しばらく駄弁って過ごす。ふっと、姑が「いままで元気ばりばりやったのになあ。なんでこんなんなってもたんかなあって、ずっと考えてるねン」と云う。柚子がちょっと困ったような笑いを浮かべて、「そんなん考えんでええやん」、と云った。
  • 中島美嘉の「接吻」のPVが、ちょっと凄い*1