2010-02-06 中野重治やっぱりスゴイ。 書籍 中野重治の「五勺の酒」を読み終える。敗戦・憲法・天皇、総てが此処にあり、「村の家」をさらに乗り越える、大変な傑作である!! 三宮に慌てて出て、それから借りていたDVDを返しに行き、帰宅してからSkypeで、『アラザル』(vol.4。五月刊行予定!)企画会議に参加する。私は排他的なのではなくて、私の仲間を粗略にする奴がいれば決して容赦しないぞと云うだけなのである。 中野重治の「米配給所は残るか」、「おどる男」を読み終える。特に、昭和24年に発表されている「米配給所は残るか」は敗戦の直前直後のことを書いていて、これがまた大変鋭い。