• シネ・リーブル神戸でトッド・フィールドの『TAR/ター』を見る。俳優たちは楽しそうでカメラはきれいだが、思わせぶりが過ぎる。思わせぶりをいいことに、勝手にこじつけて、ああだこうだ自分の好きなことを言えるのがいい映画なのではない。映画を何かを言うための便利な道具にしてはいけない。批評家はこういう映画こそきっぱりと拒否しなければならない。