2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「ターナー賞」展/『軍人たち』素晴らしい!/ティルマンス「Lichter」展

東京駅前に着き、そのままスターバックスに入り、温かいココアを飲む。十時前に店を出て、六本木ヒルズに。 展望台からはジオラマのような東京の風景が眺め下ろせ、『パトレイバー2』の武装ヘリのパイロットはさぞ気持ち良かっただろうなと、前に此処に来た…

きょう買った古書

くらもちふさこ『いつもポケットにショパンを』(全4巻。集英社) 竹本健治『匣の中の失楽』(講談社ノベルズ)

本棚の材料が届く。

朝、ホームセンターから木材やら何やら届き、さっそく一階の廊下の壁にごそごそと本棚を作る。 きのう休みだった自転車屋に向けて、再び柚子の自転車を押して行き、パンク修理を待つ間、近くのスーパーの本屋で雑誌を立ち読み、大好きなレディーボーデン(バ…

きょう買った古書

クレイグ・L・シモンズ『南北戦争 49の作戦図で読む詳細戦記』(訳・友清理士。学研M文庫) 江藤淳『漱石とアーサー王傳説』(講談社学術文庫) 『青山真治と阿部和重と中原昌也のシネコン!』(リトル・モア) 福田和也『スーパーダイアローグ』(リトル・…

『流れる』

心斎橋から中崎町あたりの古本屋を久しぶりにぶらぶら。 夕方、帰宅して、昨夜後輪のタイヤがパンクした柚子の自転車を自転車屋に押してゆくが、休業日だった。 夜、成瀬巳喜男の『流れる』を観る。山田五十鈴も田中絹代も高峰秀子も杉村春子も、私がこれま…

『アイム・ノット・ゼア』。

シネカノン神戸が千円の日なので、トッド・ヘインズの『アイム・ノット・ゼア』*1を観る。充分に意欲的な映画で、面白いのだが、映画にこちらの目玉を吸い取られるほどではなかった。トッド・ヘインズの映画にそれを求めるのが酷なのか、或いは私にボブ・デ…

きょう届いたCD

オルガ・ノイヴィルト:オペラ『ロスト・ハイウェイ』(指揮:ヨハネス・カリツケ。クラングフォルム・ウィーン。KAIROS)

歩いて、自転車で、電車で

PTAが惚れ込んで、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の音楽を依頼するきっかけになったレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドによる2005年のオーケストラ作品「Popcorn Superhet Receiver」を何処かで聴けないかと思って漁っていたら、今年NYで米国初演…

きょう買った新刊

アプトン・シンクレア『石油!』(訳・高津正道、ポール・ケート。平凡社)

『エレファント』、『ジェリー』、『ラストデイズ』、そして『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』!

朝起きてガス・ヴァン・サントの『エレファント』の続きを観る。鮮やかな色彩と、ひたすらなワンカット(撮影はハリス・サヴィデス。見事)。些かおセンチだが、画面とは無関係に、その背後に存在するものやこと、内面などに頼らず、映画を作ろうとしている…

『浮雲』、『ダーティハリー』、『誘う女』を観る。

成瀬巳喜男の『浮雲』を観る。『めし』や『山の音』に比べると少しもっちゃりとしている。しかし兎に角、成瀬は観られる限りは観よう。 続けてドン・シーゲルの『ダーティハリー』を観る。子供のときにTV(山田康雄の吹替)で見て以来。或る種の完璧な映画の…

『人狼』、『めし』、『山の音』、『つぐない』、『大いなる陰謀』

朝起きて、『人狼』を観終える。原爆のキノコ雲から始まる戦後史の映画と云えば『仁義なき戦い』で、画面に飛散する血飛沫の量はこちらも負けていないが、この映画は更に男女の情念の側面が濃い。ずいぶん久しぶりに観たが、しみじみとよくできている。 成瀬…