2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

嫌になるほど愚かで馬鹿な私。

親戚への電話のことで、思わず柚子に、イラっと大声を出してしまう。私の声に吃驚したらしい彼女の表情は凍り付いて、両目はまんまるになっている。後悔して、柚子に、さっき声を荒げた理由を説明するが、しかしそれは私が、いつもより声のヴォリュームをう…

きょう届いたDVD

スティーヴン・スピルバーグ監督『1941』 三千円以上取るなら、米国盤と同様に特典ディスクをキチンと付けるべきである!(怒)

『あゝ決戦航空隊』を観る

昨日、実家の食器棚と戦って敗れた右足頸は、柚子に湿布を貼ってもらって朝はずいぶん良くなっていたのだが、取りあえず近所の整形外科に。たいしたことはなくて、湿布だけを貰って帰ってくる。 山下耕作の『あゝ決戦航空隊』をDVDで観る。特に室内のショッ…

I嬢の書いたブレッソンの『シネマトグラフ覚書』の批評が素敵だったので引いておく。 ブレッソンの言うシネマトグラフをそれ以外の藝術(音楽、美術、文藝など)に容易に置き換えることはできませんが、ものを創り出す立場の人間のあるべき姿がこれらの厳し…

TVは視聴者を馬鹿にしている

夜、柚子と夕食(焼きそば)を食べながら、NHKの宮崎駿のドキュメンタリ*1を見る。現場の宮崎の姿を追うだけで充分に勁いドキュメンタリになるのに、くだらないナレーションと陳腐な物語(亡き母への思慕!)をベタベタと貼り付け、いつもながら茂木健一郎と…

あの父はちょっとウチの父に似ている。

柚子に、ゴミお願いねと云われたのを生返事して、そのままやっぱり眠ってしまい、いつものゴミ棄て場ではなくて、まだ収集が終わっていない、ひとつ角向こうまで歩いてゆく。 庭の水やり、本棚の整理、風呂掃除。やがて、台所でジジジ、ジシジ、と小さな音が…

蝉が飛び込む

終日、一階で本棚を組み立てたり、柚子が掃除するのを眺めていたり。 赤塚不二夫、工藤精一郎、逝去。私たちの世界から、「満洲の日本人」は、やがてすっかりいなくなる。 夜、雨戸を閉めようと硝子戸を開けると、網戸に止っていたのか、いきなり蝉が家のな…

押井守『スカイ・クロラ』を観る×2

朝、早起きして、柚子と隣町のシネコンまで行き、押井守の『スカイ・クロラ』の初回上映を観る。見事な押井映画。焼肉を食べ、靴屋で靴紐を買い、再び映画館に戻ってレイトショウの切符を一枚買い、帰宅する。夕方、アルバイトに行き、終わってから独りで映…

きょう届いたCD

『WAGNER The Great Operas from The Bayreuth Festival』(DECCA) 全33枚組! 廃盤になっていたサヴァリッシュの『さまよえるオランダ人』、『タンホイザー』、『ローエングリン』が、そして、中古屋でもいちども見たことのなかったシルヴィオ・ヴァルヴィ…

派遣。

けさ、工場に行くと派遣会社の、この仕事の担当の社員が、今日から働く青年を連れて来ていて、「ところで」と話し出すと、あの58歳の彼は、馘首されたそうだ。工場の担当者から、「仕事に付いて来れていない」と、連絡が行ったらしい。今月末の彼の担当だっ…