2013-01-01から1年間の記事一覧

仕事を終えて帰宅する。きょうはなかなか作業が多くてくたびれる。柚子と夕飯を食べてから、おとつい、半分までみた『新ドイツ零年』のDVDの続きを終わりまでみる。JLGによる「ドイツ」映画が面白くないわけがなく、これまでもときどき見直しているが、私の…

映画館で映画をみることの第一は、暗闇のなかにうずくまって、前方の大きな、ちらちらする光の矩形の広がりをみつめることにある。それに伴って、耳も開かれているが、やはりそれも暗闇のなかに浸された耳であり、通常の耳ではない。 映画館で映画をみるとは…

きょう届いた新刊

クリス・カイル、スコット・マクイーウェン、ジム・デフェリス『ネイビーシールズ最強の狙撃手』(訳・大槻敦子。原書房) 念願の『リンカーン』を終えてスピルバーグの最新作の原作はこれになるらしい。

きょう買った新刊

ネルソン・グッドマン『世界制作の方法』(訳・菅野盾樹。ちくま学芸文庫)

仕事を終えてから隣町の病院に寄る。とても混んでいるので診察券を出して、診察までの間、駅前の喫茶店で丸山眞男を読みながら時間を潰す。薬局、ジュンク堂に寄ってから帰宅する。 草叢からパッと白い猫が飛び出してゆくのをみる。外で猫を見ることができる…

きょう届いた新刊

廣瀬純『絶望論 革命的になることについて』(月曜社)

風邪のせいもあり、一日を家のなかでぐたぐたと過ごす。洗濯機を廻して洗濯物を干す。漱石の『明暗』を少し再読する。 部屋の掃除をちょっとする。数年ぶりに床がみえる場所あり。さっそく「しま」がやってくる。

きょう届いた新刊と古書

ケイティ・サレン、エリック・ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ』(下巻。ソフトバンククリエイティブ) ミハイ・チクセントミハイ『フロー体験 喜びの現象学』(訳・今村浩明。世界思想社)

仕事の帰りに柚子と三宮で待ち合わせて、モスバーガーで晩御飯。シネ・リーブル元町でベン・ザイトリンの『ハッシュハピー』をみる。帰宅して、134君とSkypeで駄弁る。

きょう届いた古書

西郷信綱『古典の影 批評と学問の切点』(未来社)

仕事の帰りに隣町の和菓子屋によって饅頭を四つ買って帰る。夕食後、ひとつを柚子が食べ、残りを私。

仕事を終えてから三宮まで出る。坂を昇って鍼灸院に行く。終わると確かにずいぶん身体の調子がよくなっているように感じるので、合っているのだろう。

仕事を終えてから、隣町の駅で降りて、「しま」のごはんをひと袋買って帰る。

きょう届いた新刊

スタンリー・カヴェル『眼に映る世界 映画の存在論についての考察』(訳・石原陽一郎。法政大学出版局)

実家の近くの散髪屋で髪を切る。実家に寄る。

『アンナ・カレーニナ』をみる

仕事を終えてから柚子と待ち合わせて、ミント神戸でジョー・ライトの『アンナ・カレーニナ』をみる。すごく好き。

きょう届いた新刊

ロバート・B・ピピン『ヘーゲルの実践哲学 人倫としての理性的行為者性』(監訳・星野勉。法政大学出版局)

『ホーリー・モーターズ』をみる

仕事を終えて梅田で柚子と待ち合わせて、梅田ガーデンシネマのレイトショウでレオス・カラックスの『ホーリー・モーターズ』をみる。冒頭五分から既に、びりびりするほど美しく強靭。傑作。大変満足して(興奮して)帰宅する。

きょう届いた新刊

森岡実穂『オペラハウスから世界を見る』(中央大学出版局)

きょう帰ると届いていたCDとDVD

『マウリツィオ・カーゲル作品集』(ピアノ:アレクサンドル・タロー。outthere) 『クリストフ・エッシェンバッハ:ザ・アーリィ・レコーディングス』(Brilliant Classics) 『メデ』(演出:クシシュトフ・ワルリコウスキ、指揮:クリストフ・ルセ。BelAi…

きょう帰ると届いていた古書と買った古書

ダディ・グース『少年レボリューション』(飛鳥新社) P・J・オローク『楽しい地獄旅行 世界紛争地帯過激レポート』(訳・芝山幹郎。河出書房新社) 小林信彦『東京のロビンソン・クルーソー』(晶文社) 小林信彦、片岡義男『昨日を超えて、なお…』(角川…

朝、バスで大阪に着く。そのまま帰宅して風呂に入り、小林秀雄の「様々なる意匠」を再読する(もちろん佐々木敦「批評の初心」を読んだため)。洗濯機を廻して、洗濯物を干して、PCを開いてぽちぽちと書き物。膝の上に丸くなっている「しま」の、延びた爪を…

朝、123君がパンを買ってきてくれて、ミルクと砂糖をたっぷり入れた珈琲を出してくれ、ふたりで駄弁りながら朝食をとる。 新宿まで戻り、N氏にインタヴュ。そのままN氏にお誘いいただいて、横浜みなとみらい小ホールでピアニストの吉田幸央のリサイタルを聴…

昼までN氏のインタヴュ。新宿まで出て、某書店に顔を出すと、東京一の美人店員のoui嬢がいたので、少し立ち話をする。元気そうで、とても嬉しかった。 それから表参道まで出て、ビブリオテックで、『スティーブン・スピルバーグ論』の刊行を記念した、南波克…

朝、バスで東京に着き、スターバックスでココアを呑んでから、竹橋まで出る。 東京国立近代美術館で「フランシス・ベーコン」展をみる。「東京オリンピック1964 デザインプロジェクト」展もよかった(外に出ると、2020年の招致ポスターがあちこちに貼ってあ…

朝から姫路まで出て、姫路市立美術館で「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」。レーピンと云えばグリーンバーグに理不尽なアヤをつけられたことを思いだすが、とてもいい絵だった。

『ザ・マスター』をみる

きょう買った古書

下程勇吉『フッセル』(西哲叢書。弘文堂書房) ジャン・クレール『クリムトとピカソ、一九〇七年 裸体と規範』(訳・松浦寿夫。水声社)

「学びを起動する」というようなクリシェをときどき耳にするけれど、いつまでも違和感を拭えない。たとえば、「PCを起動する」ならもちろん判るのだ。PCは私たちの外部にあるひとつの独立した「もの」としてあり、「起動する」とは、それを何らかの操作で使…

トマス・ハーディの『カスターブリッジの市長』を読み終える。終わりのあたりに出てくる、「人間の改善の可能性を最小限に抑えるため、神々によって意図された精妙なからくりがあらゆるもののまえに立ちさがっていた」ということを、あらゆる技巧が用いられ…